日記

2024-03-14 11:30:00

井茂先生

井茂圭洞先生。仮名の大家。文化勲章受賞者でいらして、

二十人展の初日の講演で、出展の先生方全員の、そして我々勉強途上のものたちのまえで、書ということを、遺言?でもあるかのように思いを伝えてくださり。

また今回の創玄書道会60周年祝賀会にはわざわざ京都からおいでくださり、檀上にも両脇支えられ何とか上がられ、お言葉を発せられ。でもその間に気分が悪くなられて、檀上で休憩とられ、申し訳ないと皆を気遣われて。そのお気持ちになんとも心が締め付けられて。

中野北溟先生は御歳101才。北海道からお電話で、いきたいよー何としてでもいきたいよー。でも身体が痛くてどうにもならん。とおっしゃったと。

お二方とも鴎亭先生と共に、近代書道を支えてこられた方々で。本当に心からの思いが、私などには想像のつかないお心があるのだと。それだけは感じる

 

そんなお姿を拝見し

人と逢う ということを思う