日記

2024-07-21 08:52:00

学び

昨日、朝から大阪画壇の講習会シリーズの三回目。

料亭の立派なお床に美術館級の絵が飾られ。ガラス越しでなく拝見できるのがまた嬉しくて。

 

展覧会にズラリと並ぶのも圧巻なのですが。大阪の大店の商家に飾った掛け軸は、やはりお床によくあって。本来の姿をみせてくれ。大大大阪といわれた時代の大阪の豊かな風情にタイムスリップして心なごむ。

京都画壇とはまた違い、大阪商人の情が溢れるそしていかにも見てみてではない商わせていただいているという少し控えた上品さがそこはかとなく穏やかで優しくて。

ひとつひとつの絵に描かれたその背景や意味合いなどご説明頂いてより深く味わうことができ、良いお勉強をさせていただいています。

 

夜は時蔵さんの襲名興業に松竹座に。

時蔵さんはもとより、奥さまのぬけるようなお肌の美しさと着物姿にも惚れてしまい、ご挨拶もそこそこになってしまいました。

日本文化に浸ったあと、よるの道頓堀はここはどこ?というほど、外国のかたばかりで。

これもまた次代の日本の繁栄の礎なのかなぁなどと思いながら心斎橋の老舗のお店が少なくなっていくのがなんだか寂しく。

 

そう帰りに一人ふらふらと歩いていてらとても綺麗なお月様。こらまた見とれて。

今日が満月とか。

東京でも綺麗な満月見れますように