日記

2025-04-03 03:06:00

強さ

凛とした人が私の幼い頃から変わらぬ憧れの姿でした

総理総理!というような強さは吐き気がする

中学の頃にがーんと頭も心もうちのめされた明治の女性達。女性の人権を守ろうとした市川房枝さん、ほそうで繁盛期の新珠みちよさん、そして祖母もまた。歴史を動かした女性達というような本も大好きで。そう美智子さまは理想の女性。

NHK朝が来たの広岡浅子

皆、どこか女としての品を備えて、強さや男勝りの行動のその裏には、子供を守るお家を守るそしてお国を守るという母性というようなものに裏付けられているようで、そう、自我とかはしたなさというものが感じられない。

市川房枝さんは、これまでの歴史の転換期にありその旗手として活動されながら、いつもどこかで謙虚さが感じられ、はしたないことをわきまえてられるような、サッと引くところをわきまえてられるような、そんな感じを受けて。聞けば広岡浅子さんの教え子だったと。

なるほど。

広岡浅子さんは三井の家に生まれ、大阪船場の大店に嫁ぎ嫁として明治の動乱のなか夫の変わりにお家を守らざるえないなか時代の荒波にもまれ。そこに何か自分を離れた強さを感じ。そういうものが強さだとおもって来たのだなぁと。そう思う

そんな憧れがどこかに根付き醸し出されていたから、クラス運営や、主将などにひっぱられたのかも。

その時の自分を省みすれば、ただのおてんばで可愛くもあるのだけれど。男勝りと言われ続けて、何だかそれも年と共にこっぱずかしく。そう、幼稚園の時の人間関係でやんだことも大きな経験になったかも。

強さは内に籠っていき、次第に優しい人といわれるようになり。人としての弱さも多分に持ち合わせながら、本当の強さというものも少しずつわかってきたような。

思えば強くなるようなことを沢山に頂いて、育ててもらっているような。ありがたいこと。

お人にも恵まれ良い人生を歩ませてもらえ、まだこの先もこの上ない幸せが待っていると。そう示してもらえ。凛とした人にと少しでもそんな人になれるようにとつとめたいと、

そして生まれてきたこの時間のなかで、この世の中でお人のなかで私にできること与えられることを精一杯につとめられるようにと

そう思う