日記

2026-03-29 00:40:00

国宝

久方ぶりに歌舞伎の世界観に

 

娘道成寺の音が流れると、ところどころ少女の頃に舞った振りが思い出されて身体が動く。身体にしみ込んでいるものとは何十年経っても消えないものなのだと。

カンボンカンボンという太鼓と鼓の音に心が躍り。

 

でも、若いときは上方歌舞伎は何だか頼りなくて、江戸の荒芸ばかりみていて、弁慶の六方などは何度見ても飽きなくて、役者ごとに見に行って結構通?

先代仁左衛門さんの目が見えないのに舞台に立たれる姿に神様のようなものを感じ、当時の片岡孝夫 現仁左衛門さんは何とも言えずはんなりと男前で。その美しい姿から発せられる大阪言葉は娘心を揺さぶられました

玉三郎さんは、私がいうのも生意気にも、まだ当時は芸よりも美しさが勝っていて、まさに映画のなかの吉沢亮。批判もされておられましたが、夜叉ヶ池はその幽玄な世界感と玉三郎さんの透けるような美しさが溶け合って何度も何度も見たなぁ

 

国宝で曽根崎心中を見て、上方歌舞伎の面々での舞台をみたくなりました

仁左衛門も玉三郎も思えば歳を重ねられていて、思わずハッとさせられました。今この2人の芸をみなければ、見たいと心から思う。南座もお二人のお話の共演があったのに。残念なことをしました

 

やはり日本の芸、文化

骨身にしみます

幼い頃からそんな環境に置いてもらえていたことに心から感謝

ピアノ、音楽もまた同様に

豊かな教育を今になって本当にありがたいとそう思う