日記
源氏
学生の頃
必ず通る基礎講座 源氏物語
私のクラスは明石 須磨の段でした
左遷?された源氏の姿。なので煌びやかでなくなんとなくおもんねーと少女のそして体育会系の男勝りの私はのめりこめず。また王朝ロマンに酔いしれる友の姿を見ては、源氏のどこがええねん、と理解に苦しみ。王朝文学平安から離れ、やはり大好きだった万葉へ惹かれ、ゼミは万葉集と和歌を選択することに。
万葉集だけでなく和歌一般を学びましたが和歌の世界は奥深く。もちろんどの国文学もそうですが民俗学を学ばねば理解できるものではなく。三十一文字の世界の広がりというものは果てしなく感動を覚えたものでした
書に源氏の和歌を作品として書こうと思い。、一念発起。源氏を詠み出しました。少女の頃と違ってこの年になって源氏を詠むと心が満杯になって…時折身体が持たなくなって中断。
それほどの文学だったのだと今更思われて、と同時に若いころの無邪気さに恥ずかしさや愛しさも
講義で示された第一のテーマ?とも言うべき因果応報ももちろん描かれていますが。そのひと言で済まされるものではないということも今になって納得させられる
私が惹かれた女性は、その王道の光源氏ではなく見えぬ光源氏をまさに表していて…
自分の身を、犯した罪をそれを罰としてなくなっていった、少女の頃の嫌な奴決して悪いやつではないと思えるのです
豪華絢爛な六条邸の中にある物語。それも源氏ではありますが、そこにない源氏のある姿に私は源氏への愛を感じるのです。
人の心そして宿命、いつの世も変わらぬ姿
世界で最古の物語でありながら今も世界中の人たちにその光を与え続けるこの物語
その存在こそこの物語を物語っているのかと
久方ぶりに、気を取り直して源氏を読み進めようと思います
読み切ったあとにどんな自分があるのか
それも知りたい