日記

2026-10-07 09:20:00

育ち

生まれてから…岐阜の山村で

盆と正月…夏休みと冬休みを過ごしました

 

まだその頃は大きな大きな牡丹雪が降り、雪だるまが作れるほどに雪が積もりました。

夜空には満天の星流れ星がいくつも流れ、夜寝るときには沢の川音が耳に響き、綺麗な上流の川は身体が凍るほど冷たくて。

とんばを蝶々を手で捕まえて、母と共に花の名、草の名を教えてもらいながら夏休みの自由課題で押し花植物図鑑をつくり。

村の子どもたちと駆け回り、お店にやってくる人たちと土地の言葉で言葉を交わし。

夜になると伊吹山の山村に伝わる昔話、関ヶ原の戦国武将の落ち武者伝説を姉にしがみつきながら祖母や伯父から聞かせてもらい。

夜中まで踊り続けられる盆踊りに、帰って来なさいと怒られながら狂うように身も心も踊り続け、女だてらに太鼓も叩き、心酔した盆踊り。

葬儀、法要で

執り行われる昔からの儀式とその悲しみの後に営まれるお斎の楽しさ、そして裏方を仕切る女たちの采配と気遣いと支える心意気

皆で唱える読経の荘厳さとあたたかさは、人の生死ということにある尊さを今気づかせてもらえ

 

中学の時に初めて出会った万葉集に心射抜かれ…、書に興味をいだき、舞に美しさを感じ、和物の音に知らず心揺さぶられ、お香の香りに懐かしさと癒しを感じ、生きていくこの世の奥にある文化に心惹かれ。そして神仏に心通わせてもらえるありがたさを知る…

今あること。生まれてからの積み重ねと。

そんな育ちをいただけたことにありがたく。心から感謝の気持ちが

 

振り返れば様々なことを教えてもらえる

 この道のまだ見ぬ行く末にもありがたさがこみ上げる