日記

2022-05-12 09:31:00

花外楼

_20220424_104150.JPG大阪の老舗、花外楼へ。

先々代の女将の語りを綴られた花の外を戴き。

明治の船場に生きた商家を支える女の背筋の延びた生きざまに憧れます。

婚家の大姑。明治の船場に生まれ世取り娘として家を守り、亡くなるまで一筋通った、情の深いひとでした。亡くなった今でも心の中に生きてくれています

 

CORONAのなか飲食の営業時短や様々な要請を平気で破っている都市があったとか。

CORONA禍で大阪の生真面目さと団結力を感じましたとお話したら。大阪の古くから培われてきた互いに助け合い共に生きる大阪商人の気質の表れかと。と女将のお言葉。

花外楼はもちろん様々な要請を頑なにまもられ。お料理、室礼ももちろんですが、女将の言葉 から積み上げられた歴史の重みも感じられます。

伝統とは、守らなければならないものだと改めて。