日記

2022-10-22 04:12:00

お食事会

久方のぶりのお食事会。

斎藤さんのご主人だから安心と、息子の中高の時のママ友が顧問先となってくださり、念願かなってのお食事会。私は仕事の話はわからないので、ある意味ほんとのホスト役

ここのところ展覧会バージョンで自宅アトリエでもお稽古場でも戦闘服(墨で汚れたジーンズと黒のティーシャツ)でしたが、髪を巻き、マスカラとアイラインもひいて、艶かんのある口紅つけて。

夜のお出掛けでしてので、ジョーゼットのワンピースに大きめの真珠をつけて。妻の部分もあったので、エルメスでもシャネルでもなく、譲り受けたコンテスのバックで上品に。

まんざらでもないようで…。

大好きな和食、お料理堀川へ。

花外楼で10年料理長を勤められた料理人の大将と、花外楼で仲居を勤められたお姉さんと、お弟子の方々でおもてなしを

料理は勿論のこと、お姉さんとお話する食材や器、そしてその背後にある日本の自然や文化のお話がたのしくて。食事の向こうにある大将の見立てや想いを感じられたときの感動が伴い、美味しいお酒もお料理もバージョンアップしてとても楽しいのです。

料理に秘められた想い、どれだけの人が感じて食されてるのかなぁと、そう思っていたら…。大切な器の扱いもハラハラさせられるときがあるとのお話。日本文化の感じられる良いところへ参じると、どこに行っても必ず日本はどうなっていくのでしょうね…となります。

共に美味しいものや美しいものを共有し、感動しまたそこから気付きや学びがあり、、互いの心が解け合って。とても素敵な空気感。

こんな風に和食を知的に戴くのもとても素敵ですが…、自然な格好で初秋の風を感じてカジュアルなお食事で素直に語り合ったりするのも素敵。

和服を着て少し背筋を伸ばしてはんなり舞や歌舞伎を堪能したり、華やかにドレスアップしてフレンチやイタリアンをお洒落にいただいたり、舞台や映画に悲鳴をあげたり涙したり、この上ない綺麗な景色を共に愛でたり、展覧会で作品を見て感動したり…。残り少ない人生を少しでも共に謳歌し心融け合いたいと…。

何の計らいもなく、ただただ共にそうありたいと思う気持ちが募ります。

大切な方々ならなおのこと。

CORONAとなり、これからまたどんな変異や病気がやって来るのか…、先の見通せないWith CORONAの時代に突入。

なかなかこんな素敵な時間を費やすことも困難な世の中になっていくのでしょうね。

渇望しても叶わないことも増えて行くのかと。

この先には予想もつかないようなまた素敵な時がきますようにと、願うばかりです