日記
2022-12-23 05:40:00
人なり
厳しい修行を重ねられ、御年83才。今もお遍路に行かれておられると。
お正月には東寺で後七日御修法のお役目も勤められる方でありながら、私のようなものにも添うてくださり、その上にさらにさらにおごりもなくどれ程謙虚であられるか。
先日東京のお稽古でお伺いした書の習いの姿勢と相通じるものが。越えられぬものへの畏敬の念なのでしょうか。書ということに巡り会わせていただき、学ばせていただけることになんとありがたい事かと改めて思う。
また来て下さいねという言葉に。ありがたさ、優しさを感じながらも、一生学びと心に浮かぶ。前の私の姿を思いだされながら、成長したこともお伝えいただき。嬉しいことです
段々とお教えいただけるかたが少なくなっていくなか、またこれまで己に一人向かいもがいてきた日々を思うと、本当にありがたい事といられずにおれません。