日記

2023-05-10 05:01:00

昇段試験

子供の昇段試験の最終レッスンでした。

同じ課題を私の書いたお手本で書くのですが、でも人それぞれの作品が出来上がります。

大人ほど雑味がない時期なので。個性がそのままに出て。その個性をそのまま伸ばせばアーティストへのみちとなるのてすが。そこが書道を教える大変なところで。

これを話し出すと何日もかかってしまいます😭

まず今感じたこと。

書は線の藝術ともいわれます。

でも、線をかいているのではないのてす。

点を書けと言われます

 

点が繋がりせんができると。

だから線は無限なのです。

墨はそのもので、煤の微粒子の集まりでその粒子の大きさや繋がりで墨色というものができ。墨色も無限と言われます。

紙との組み合わせ、水との配合でも墨色はかわります。

だから一つとして同じものはなく。

書とはそういうものであると、素朴な子供たちの書が教えてくれています。

ものには様々な考え方がありますが、、書の教えはとても腑に落ちるのです

そんな教えが脈々と繋がれ、何千年と脈々と続く営み、どんなに機械化が進み便利な世の中になっても書は必ずどの時代も残っていくものだと確信いたしました。

ふー。深淵