日記

2023-06-17 18:25:00

中之島美術館

佐伯祐三展

もう今日しか行けなかったので、急ぎ行ってきました

油絵はあまり好きではありませんでした。あのゴタゴタした質感と透明性や余白のなさがなんともうけ入れられず

佐伯祐三の絵も何だか暗いような気がして。

 

でも本物は全然違って

佐伯祐三の生涯も少ししったからかもしれませんが…

病と隣り合わせでわずか三十歳と四ヶ月でなくなるまで沢山の作品を残して。工夫努力自分の絵へのさらにさらにという追及。最後の数ヵ月は精神まで蝕まれて、それはそれは命を削って絵を描いたような生きざまでした。それでも最後に感謝の言葉を残して一生を終えられ。

その中でも絶筆2点。足が止まり。私でも違うと感じるものあり。動けませんでした

絵から哲学…いや…ベタですが魂と言うものがにじみ出ているような

したためられた手紙も心がいっぱいになり。

 

今の自分が情けなくなりました

楽しいことが見えれば、苦しいことに愚痴をこぼし。

与えられたこと全てをありがたく受け止めて、自分を縛らず懸命に生きなければと。

そう。昔よく言われました。

明日死ぬとおもたらどうする

 

この出逢いに感謝