日記
2023-09-15 01:02:00
随筆
上村松園の随筆集をよむ。
少女の頃から日本の歴史上の人物伝を読むのが大好きで、特に女性が女性を書くものが大好きでした。永井路子さんの歴史を動かした女性たち?だったかな、そんなものをよく読み、永井路子さんはほぼ読んだのでは。父となにげに見ていた大河ドラマも大好きになり。お陰で日本史はいつもほぼ満点でした。
いつも人は歴史から学ぶんやと言っていた父。父の書庫には今も歴史に関連するものがびっしりと、そして司馬遼太郎の小説も。
髙津高校の憧れの先輩、織田作之助の小説の中の上軌鉄道(近鉄)の専用列車に乗って通うS髙女の女学生というくだりに憧れて、娘をそのS高校に通わせたほどの本好きで。
でも、私は小説はほとんどいや皆無と言って良いほど興味がなく少女の頃は歴史に始まり、思春期には、女性の特に曽野綾子さんのエッセイや随筆を読みあさりました。
小説はどこか作り物の非現実性が嘘っぽく感じてしまい。今この前に生きる人物が何に悶えどのように生きているか…。まさに現実は小説より奇なりとわくわくじんじんとその世界に引き込まれていました。
随筆には、様々な人生観が生き方が見られ…
読書には、縁のない日々を送ってきましたが、また再びそんな時間が持てるようになり。憧れの絵画の作者松園の書物をてにとる。
やはりそこには心打たれる言葉ばかりが書かれていて。憧れの明治の女性が浮き彫りに。絵に惹かれた意味もどことなく理解でき。
随筆って良いなぁ