日記
2023-10-08 05:58:00
戦い
カンボジア人の、リーさんの案内で、アンコールワットとアンコールトムの寺院を拝観。
寺院の歴史もですが、観光の合間に質問したりお話したりの中での、リーさんの生きた言葉でカンボジアの戦いのそして支配下の、そしてあまりにもおぞましい政権の歴史を聞かせてもらって。色々思う。
90%が小乗仏教の信者で、ようやく平和になったわずかな年月のなかで、心の底から幸せというものを感じながら、母国にたいへんな誇りを持たれてて。何とも温かく真面目で、とても心が温まる。今のカンボジアは45年前の日本ですと言われて。確かに人の雰囲気世界観いにしえの日本がそこにはあって、でも外から見た日本の日本人の行ってきた行為に美しい国日本と言いきれぬ恥ずかしさも感じる。
戦いとは、なにも生み出さず、破壊ばかり。
そして戦いとはいかに思惑のみで行われるものかと
リーさんの言葉と時折見せる表情から深く深く感じ取られ。
まだまだカンボジアは貧しいといわれる言葉に、いやいやこの今のカンボジアが一番美しく、日本のような道筋をたどってほしくないと、そう心から思う