日記

2023-12-02 07:42:00

京都南座

顔見せ初日。団十郎さん勸玄君の襲名口上もあり。

一番前の桟敷席を取って頂いて、何とも贅沢な。花道で助六の型を決める団十郎さんと目線が同じで、堪能させていただきました

口上には勸玄君から仁左衛門さんまで四世代のごあいさつがあり。勸玄君が何とも健気で堂々とされていて、胸が熱くなりました

舞台裏の、奥様方々の決して夫の前には出ず、でも華やかなそして奥を取り仕切るキリリとしたお姿に、その背景にあるものを想像しながらため息が漏れそうに。そうそう少女の頃に歌舞伎にはまり様々と舞台を拝見した頃のことを思いだし、歌舞伎役者の妻に憧れた時期もあったなぁ…と。でも誰でも勤まるものではありませんね。素晴らしい。

満員の南座、この文化も脈々と続いて行くと確信いたしました