日記
2023-12-28 02:40:00
憧れ
小さい頃から勘がよくて面白いと可愛がられました。が、祖母、母からあんたは我が強いから気ぃつけなあかんと、その事をいつも言われて育ちました。
少女のころに憧れた姿は、大人になって求められた姿と同じでした。
求められなければ、きっと憧れのままで終わっていたでしょう。
様々と気づかずに一生を終えたであろうことも多々。
お陰さまです。だから今がある。
自分の我が押さえられず、至らぬゆえに逃げ出したことも。再びと与えていただいたのにまた逃げ出そうとしたことも。でもその都度引き返せと言う声があり。答えの出ぬ問いに引き戻され。
至りません。変わりません。申し訳ないことばかり。
でもその憧れの姿にと思う気持ちは、増していき。
いつしか祖母が母がそうしていたように、手を合わせていました。
でも凡人ゆえ、手を合わせてもどうしようもない自分がいて。
最後だけはわがまま言わせてほしいとおもっている。
だから動けずにいるのです。
求められる姿は憧れの姿はあまりに尊くて
こんな私では申し訳ないから。