日記
帰路
一度は行きたいと思っていた尾瀬に念願かなって。
爽やかな風と薄曇りの柔らかい日差しのなか広葉樹の森のなかをひたすら歩き歩き、そして水芭蕉の咲く湿原へ。沢山の可愛いお花も咲いていて、それはそれは別世界。
雪の残るたおやかな趣の至仏山となんとも力強い燧山に囲まれて。保護のために作られた木道を歩いて手付かずの自然を堪能させていただきました。
山小屋にて1泊。ぼっかさんが運んでくれた食材で作られた食事をありがたく頂いて、1日無事過ごさせていただいた感謝と共にはや9時に就寝。夜明けと共に起床し、今日早朝から小雨の中を出発。ここでは傘というものはなく小雨をヤッケを着た肌に感じなから復路を。湿原と小雨と自分の体がなんだかとけあうようで、疲れた身体も忘れて歩いていました
ザックを担ぎ往復二十キロ、疲れるはずの体ですが、清らかな湧き水の流れに幼い頃に駆け回った祖母のいる山村の思い出がよみがえり、青春の頃に鍛えられたからだの眠っていた細胞のようなものが喜んで起き出してくるような?感覚に包まれて。歩みを重ねれば重ねるほどに元気になって、様々次々と思い浮かんだことも思慮でき、世知辛い娑婆の世界から清らかな世界へと誘って頂けました。
現実世界に戻ると、まだまだなみだのとまらないこともありますが。
大大自然の中でありがたい二日間を過ごさせていただきました。
今日この日に誘っていただいたことに心から感謝
百周年
いつもお世話になっている表具屋さん、淸華堂さんの百周年の記念式典に。
中之島美術館で式典のあとお外のお庭でガーデンパーティー。
長い長いお付き合いで、出会う前からご縁があって、出会うべきして出会わせてもらったご縁やねといつも話していて。
娘さんは輝くようなお嬢ちゃまに。ご縁ある某局有名アナウンサーさんが駆けつけられて進行を担当され、深いご縁の方々が沢山に集われて和やかなとても心暖まる素敵な会でした。
トークショウでは代々の事業継承のありかたについて情のあるお話をお聴きし。
母の単衣の訪問着に大姑からもらった帯留めをして私も文化継承に小さな一躍を担ってるのかなと😊
新しく大阪の文化を担う中之島の夕暮れの川風に吹かれて。一本締めがビルにこだまし、何とも大阪の今の風情を味わいながら百年の大阪を顧みる
先日講演をお聴きした中之島美術館の館長さんも来られてて、その時のお話を楽しくさせていただき。素敵な器にいつも見惚れている器屋、ようびのオーナー様ともお話をさせていただき、御年?十オーバーとは思えぬ美しさとお着物の取り合わせ着付けとこれまた年期が入って、あまりに素敵で見とれてしまいました。
様々の分野の作家さん、それを支える大阪を日本を代表する新聞社、お寺、様々な分野の方々にお目見えでき、この上ないひとときを過ごさせていただきました。
大阪の文化も大丈夫!
いにしえの大大阪と呼ばれた時代が再びと思わされる一日でした。
帰り
作品
今から気になる作品を書いて、カレッジへ。
連続レッスンの泊まりがなかったので、お道具持って来てホテルで書くの久しぶり。
初心に戻って。
ビジネスホテルの狭い通路で汚さぬようにそろっと書きます。東京に来たすぐよりもどこか心に余裕が。年期と言うことなのかな。
お昼から、展覧会でも見て帰ろうかな
あせり
焦りや不安には、嫌なものが忍び寄って来るような気がします。
穏やかに安心して。
大丈夫。走って転ぶより一歩一歩着実に。そうした方が今は良いと聞きました。
走れる時がくれば走ったら良い。つまづいても転んでも大丈夫。しっかりと支える人が居るから。
マスクもとれて、爽やかな景色。いい季節になりました😊