日記
馬には乗って見よ、人には添うてみよ
大姑が、良く言ってくれた言葉。
嫁に行った直ぐに、書道を嫁入り道具の一つと思っていた私に、お嬢さん稽古で終わらせたらあかん。と、
若い頃絵描きになりたかったのを世取り娘(後継ぎ)やから、ならんと言われてあきらめたとか。
その想いを私に託してくれて、書道を応援してくれました。
様々なことがらに迷ったとき、いつもこの言葉をいってくれ、背中を押してくれました。
本当にやって見なければ、何もわかりません。
心から感謝。
言霊、言の葉
発する言葉には魂が宿るとか。和の心。
日々の暮らしのなかで語られる言の葉を、 言霊と心に記して
立派
フランスの石
思い出の石を文鎮に、作品製作に。
現代展、日展、佐久臨書展、大御所?展覧会の時期となりました。
さてさてと、改築の段取りと、書く段取りと、今年は特にあたふたです。
フランスでひらってきた石。
東京のお稽古場に行ってまもなく、右も左もわからないままに、パリ展に同行させていただきました。
石飛先生を支えてこられた、大先輩方々と御一緒させていただき、大変皆さんに、優しくしていただきました。
特に素敵なおばさまがいらして。
森英恵さんの秘書をされていたバリバリの独身キャリアウーマン。パリのお話、石飛先生が、初めて青山のNHK文化センターに来られたときのお話やら、色々お聞かせ下さいました。
私が背の高いことをとても気に入っていただき、先生の銀座の個展のおりも、色々お手伝いさせて下さいました
高橋英樹さんが展覧会に来られたおりに、「あなた英樹の隣でならんでも可笑しくないは」と背の高いことをとてもお褒めくださいまして。と同時に英樹と呼び捨てにされるカッコ良さの似合われることに、とても感動いたしました。
パリ展のおり、恒例の夜明け前のお散歩に御一緒しフランスの海岸で拾った石、今も文鎮として使っています
もう、今はお逢いすることが叶わなくなりました
どうぞいつまでもお空からお守りください