日記
現代展
審査会員以下創玄展にての入賞者のみ出品が許される展覧会です。
そのなかで100点のみ入選展示され入選率はやく6%、更に入賞者は白鳳賞三名のみ。
訳もわからず出品を促され博光会3年目?で入選を果たして大層皆さんに喜んで頂きました。確かに書きたい気持ちと書き上げた時の爽快感は半端ない作品でした。
本年久方ぶりに作品を拝見。
これからの書をと、型にはまらず自由な発想でという展覧会のコンセプトの通り、大胆かつ思いの感じる作品ばかりで。皆の書への姿勢をジンジン感じる。
前日のお稽古場で今先生から言われた言葉が思い出され。今までの取り組んできた姿勢を省みる。
石飛先生が常におっしゃっている、公募展で育てられてきたと言うお言葉。
深い意味があったのだと。先生ごめんなさい。
今までのようにはいかないと、心から感じさせていただきました。
お弟子さんが書家としての一歩を歩まれるのに、私が書家に程遠く。
今の気付き見えたものを大切に。書の道をしっかりと歩んでいきます。
日展
円融無礙
東京で石飛先生につかせていただいた折り、青楓の一門会を作りなさいと言われて。そんなつもりもなかったので、悩みましたが…。その事をお話するとサロンの生徒さんが先生を応援したいという思いで着いてきて下さいました。そんな方々とまた変わらず私に付いてきてくださった方々と円融無礙でありたいと、そして書とはまさに円融無礙のようであると…。御挨拶状にしたためさせて頂きました。
毎日展初出品にその言葉を書かせていただき、入選させて頂きました。
あれから10年以上の時がたち。
お弟子さんが書家としての活動をされることとなり、また新たな気持ちでと、円融無礙を新しい書風で再び取り組んでいます。
新たな書風に先生方からも、アドバイス多々。四苦八苦です。
こんな私にながらく着いてきてくださった方々への感謝とさらなる絆を心に。一生懸命良い字に良い作品にとがんばりますね。
まずは創玄展。頑張りましょう!
信じる
兵器が世界を行き来し、ミサイルが飛びかい。
歴史、損得、愛情、情念、依存…、疑心暗鬼がはびこって世界はおかしくなって
信じていれば、揉め事なんてなくなるのかと。
揉め事の多き世になりました。平和でありたい
今を一生懸命に生きるの。
早朝、何気にテレビから寂聴さん。
あの人に会いたい…だったかな?😅 故人のアーカイブの番組かと。偶然以前炭山南木先生を拝見したことも。
お話を聞きながら、源氏物語への思い、生き方、人への思い…。僭越ながらシンクロすることが。そしてお聞きしながら全く今までの思いと違う思いが。
実はあまり好きなタイプではありませんでした。でも今この瞬間に、とてつもなく真面目でとてつもなく常識的な方なんだと思いが。
今を一生懸命に生きるの。精一杯に生きるの。
尼さんにしては張ったお声で背中を支えるように語られる言葉。
誰もが語る言葉に、また別の思いが様々と心に加わる。
やはり何もかも全身全霊で挑みたい。がむしゃらではなく。そしてその先に憧れの円融無礙があるのかと。
頑張ろう。



