日記
大変でした
東京から戻り、大阪での目白押しのお仕事に。
リビングギャラリーの本格的始動で、作品や展示、表具の打ち合わせ、西陣の織本さんとコラボ作品の打ち合わせ。生徒さんたちとのご相談、ご案内の段取りや一気に。
決心すれば事は背中を押されるように動きだし、お稽古日とも重なり、山積みの事が分刻みに処理されて。
意を決するとは、こういうことなのだなと。身体で心で感じる。
迷いの中では決して事は運ばす。
本気ならばどんなことがあってもやり抜き通さねばなりません。
ほんの小さなお身内だけの作品展ですが、心を込めて書きためた長年の作品、そして今の思いを込めた新たな自分の作品を室礼と共に何か語りかけるような空間になればと。心を込めて。
書家としては、小さな小さな一歩ですが、私にとってはとてつもなく大きな一歩と。
人としても枠を遥かに越え大きな歩幅で歩ませていただいている。このお導きを心から感謝し、大切にして参ります
会議
お稽古の後、少し先生方から御相談が。
そのなかで教室運営のことや生徒さんのこと、年配の方やめられた方について、様々な意見交換があり、勉強になりました。
何事も素直で優しい心は大切なのだなぁと。
そういう意見が出ると、皆ハッとし定まっていくことに安心感も覚え、何とよいお仲間に囲まれているのかと幸せを感んじる。
とてもシンプルでとても難しいこと。書は人なり。
言葉
俯瞰、禅定とある言葉。
たかだか私ごときお恥ずかしいことですが、何かのお役に立てば嬉しいことです
軸
心の軸を見つめて下さい。
流されることなく。
不安は、良からぬものを引き寄せるから。
どうか。どうか。
良き方へと。心から祈る
三慧
三慧(さんえ)「聞思修(もんししゅう)」
菩提寺大施餓鬼会のご法話で。
相手の言葉をよく聞くこと、相手をよく観察すること、そして禅定を修して慎重に行動すること。
今この時代、情報が溢れるなか生きていくために、仏教の何千年という教えや作法は拠り所となると。
まさに。
しっかりと三慧を大切に。
共に進んでいきたいと思います。