日記

2023-08-22 07:23:00

講演

文化庁の京都移転と生活文化の振興について 講演をお聞きする

文化庁暮らしの文化アートグループ芸術文化調査官 吉野了様の講演。

書道、茶道、華道など生活に密接した文化の重要性をとかれ、様々な支援協力をし支えて頂けていることに、ありがたさと安堵を感じる。

書道人口は茶道、華道などに比べると減少傾向は緩やかで、まだまだ興味を持って頂けていることに少し安堵を覚えるたものの、一方で仏教という日本の心の一つの原点から生まれた茶道華道書道という日本人の心の礎とも言える文化の深さとそこにある精神性は今後どうなって行き、日本人の心はどうなっていくのかととても不安となる。

今、子供たちに書を教えながら、そこに心に響くものを身体で感じるものを子供たちが心地よく体感している様子をみるにつけ、豊かに育ってほしいと思い懸命に勤めています。

書を教えさせてもらえることのありがたさを改めてここに思う。

導かれたこの道は進むべき道と実感。

これも与えられたありがたいことと…

頑張ろう

2023-08-10 03:27:00

心理学

あることについて調べてみる。

そこに書かれていたことは、今まで生きてきた道筋と同じで、全てがさらさらと溶け込むように納得させられて

理屈はあとからついてくる。

そしてたくさんのありがたい言葉が…

そうだよねと。勇気をいただき。

馴染む

 

 

2023-08-07 08:10:00

学び

学ばんでもええ…と一番最初にいわれた言葉。

ずっと考え続けて…

こういう意味だったのか…と思うことも出てきて…

理屈はあとからついてくる…

理屈でもないか…

多分、生涯の問いかけ

2023-08-07 06:16:00

二人のイーダ

早朝原爆に関した記事を読む

母と同い年の被爆者で語り部の活動をされておられるけいこさんの事が詳しく特集として取り上げられていて

大学の児童文学の宿題?で、松谷みよ子さんの二人のイーダを読みました。その時その中に出てくる少年と同化したように読み更けてそのサスペンス的な感覚に吸い込まれて感想を書き、この小説を母となったときに必ず子供に読み聴かせてあげたいとくくっていたことを覚えていています。

それから母となった幼稚園の保護者の読書感想文コンクールで、そうだ!とこの本を選びました。

三人の息子を膝の回りに座らせて、母の膝を奪い合うでもなく母に寄り添い、読み聴かせてもらうことの大好きな息子たちは、子供にしては長い小説に耳を傾けてくれました。今日はここまでと区切りのところまでで布団に入り、そのあと一気に読みふけり。

その物語中の椅子とすっかり同化してどんどん小説に引き込まれて、涙で涙で心がつぶれんばかりとなり、傍らで眠っている我が子の寝顔がどれ程ありがたいかと心から思いその思いを綴ったことを思いだします。

そんな息子たちは子を持つような年となり、私も息子より亡くなった母の年に近くなり、そして今また原爆のことについて思いを馳せる。

正直大阪で生まれ育った私にとって原爆は風化の道をたどっている感覚がありました。原爆の日とも意識なく、何気にテレビを着けたら8時15分。ちょうど黙祷の画面でした。あ、そうか!と思わず手を合わせ。一緒に黙祷させて頂きました。

語り継いでいこうと決心したけいこさんの心の葛藤を読み。これもまた必ず忘れてはならない受け継がねばならない歴史のひとつだとことさら改めて心に響く。

まだまだと思っていても、元気な身体でおられるのはどれ程か本人にもわからず…。けいこさんのような大きな重い使命ではないけれど、脈々と続いてきた歴史や文化の継承のほんの一部でも担えることにやらねばならぬことを感じる。

娘の時に感じたこと、母となって感じたこと、そして今の齢となって感じること。その全てが血肉となってこれからの自分の営みに力となってくれるような気がして。

そんなことを思ってもみなかったのに、回りを見れば様々な事が備わってきていて、さらに繋がり導かれ、それが私の持っている本当のご縁というものなのかなと。

大切に大切にせねばと心から思う。

 

2023-08-06 02:27:00

思い

東京から戻って身体だるく、寝たり起きたり。墨色ができて安心したのと、心の中の方向性も見えてきて、ビンビンにはりつめていたものが緩まってしまったのかも。まだまだあと二週間必死に書き込まないといけないのに…。

よい選手をかき集めて全国優勝を連続成し遂げていた成り上がり?の大阪のとある学校の監督さんに、樟蔭の子は人がエエから優勝でけへん、といわれたことが思い起こされる。(それまでは樟蔭が大阪で一番強かったのです)

人をかき分け踏み倒してでも前に出たいと思うような子はだーれもいなかったな。皆無。競えばお先にどうぞとニコニコしてるような。

そんな校風に育ててもらったことに救われることもあり。また足りぬことへの申し訳なさもあり。

意に沿わぬ?本格的な指導者への期待とそれを後押しされるような状況が整い。樟蔭の校風だけではお仲間を守っていけなくなりました

強くならねばとそう思う。

書家としても指導者としてもなまはんかでは許されない。これもまた与えられた尊い修行と。

そしてその修行の先にはきっと豊かな豊かな世界が待っていると、そう深く感じるから。

頑張ろう