日記
感覚
ある文章を読む
今の自分の思いと同じことが,.,
誕生寺
お寺のご案内で、法然上人の生誕の地、誕生寺と初修行の地菩提寺へ。
法然上人の父君の、仇討ちは恨みの連鎖、人の幸せを願う道を。と亡くなる前にさとされて菩提寺で出家修行の道へ。
比叡山に向かわれ長年の修行の後に、自ら開眼され、念仏によってすべての人を救うという教えに至られました。
初修行の地には、険しい山道を登り使った杖から芽が出たという大銀杏の木が国の天然記念物となって。神の降臨されたと国産みの言い伝えがある那岐山の山麓にある菩提寺境内に今も沢山の葉を繁らせて。今はパワースポットとなっているとか。
車でも大変な山道の末の道場の地で修行を重ねられたその思いが、山深い今はひっそり佇む古いお寺の風情からも感じられて。
菩提寺ご住職のお話に、ありがたかったり楽しかったり、笑みがごぼれ。読経と和讃を唄い、書をしたためられて日々を過ごしておられると。
皆人が幸せになるようにと、そんな日々を暮らせる事の尊さをあらためて感じさせていただきました。
百周年
いつもお世話になっている表具屋さん、淸華堂さんの百周年の記念式典に。
中之島美術館で式典のあとお外のお庭でガーデンパーティー。
長い長いお付き合いで、出会う前からご縁があって、出会うべきして出会わせてもらったご縁やねといつも話していて。
娘さんは輝くようなお嬢ちゃまに。ご縁ある某局有名アナウンサーさんが駆けつけられて進行を担当され、深いご縁の方々が沢山に集われて和やかなとても心暖まる素敵な会でした。
トークショウでは代々の事業継承のありかたについて情のあるお話をお聴きし。
母の単衣の訪問着に大姑からもらった帯留めをして私も文化継承に小さな一躍を担ってるのかなと😊
新しく大阪の文化を担う中之島の夕暮れの川風に吹かれて。一本締めがビルにこだまし、何とも大阪の今の風情を味わいながら百年の大阪を顧みる
先日講演をお聴きした中之島美術館の館長さんも来られてて、その時のお話を楽しくさせていただき。素敵な器にいつも見惚れている器屋、ようびのオーナー様ともお話をさせていただき、御年?十オーバーとは思えぬ美しさとお着物の取り合わせ着付けとこれまた年期が入って、あまりに素敵で見とれてしまいました。
様々の分野の作家さん、それを支える大阪を日本を代表する新聞社、お寺、様々な分野の方々にお目見えでき、この上ないひとときを過ごさせていただきました。
大阪の文化も大丈夫!
いにしえの大大阪と呼ばれた時代が再びと思わされる一日でした。
萬葉文化館
お稽古のあと、車で萬葉文化館に。
5月の風は爽やかで、窓を開けて明日香の道を一人ドライブ。
平日の人里はなれた博物館は、書もお人も一人占め。
ゆっくりとたっぷりと、書も絵も堪能させていただいて、館内でも素敵な笑顔を沢山いただきました
98歳絶筆。華やかな数々の賞も勲章も、どこかに追いやったようなその書には、爽やかな執着と震える線にそこはかとない強さを感じる。
そうありたい





