日記
川谷尚亭先生の書
比田井天来先生のもと、多くの書道家を生んだ偉大な書家川谷尚亭先生
その三傑に炭山南木先生が名を連ねられておられます。
師匠の師匠である金子歐亭先生は比田井天来先生と共に川谷尚亭先生も師匠と仰がれました。
若い頃は炭山南木先生創設の神融会で愛弟子と唱われた先生方にお教え頂き。
書を諦めていた私に歐亭先生創設の創玄会の石飛博光先生に偶然のご縁を頂き、博光先生はもとより愛弟子の先生方にも色々とお教えお世話になっております。
天来先生から絶大な称賛と信頼を受けられた曲線の妙とも言える尚亭先生の流れを汲む南木先生の書と、直線の羊毛長鋒の書を受け継がれた歐亭先生の流れを汲む博光先生の両方の書を学べたことの奇跡に、改めてありがたい書の道を歩ませて頂けていると実感。そしてこの頂いたご縁に心から感謝の気持ちでいっぱいに。
と、感傷に浸りながら、文字調べと草稿に焦る。
カレッジ間近😅感傷に浸っている暇などありませーん
がんばろ
朝
朝いつものように窓を開けると、爽やかな空気が
季節は変わっていってるのですね
源氏物語
源氏物語は学生の頃はあまり好きではありませんでした。
万葉集の素朴で、直球、清々しさ、という感じがとても好きで。
源氏はなんだかどろどろしているように思い、他人の裏表や、様々な技巧もあり、頭で書かれた感じがして…、
あまりいまだにしっかり読めていませんが…、人の情、内面を観察する紫式部の洞察力と表現力…、と解説にあるようなことばが少し解るようになったのかもしれません。
平安の世から何ら変わらぬ普遍の物語も読み手の成長と共に変化するのですね
これから書作品として書く源氏はどんな表情をしてくれるのでしょう
源氏物語 空蝉
東京に行って暫くして、字面の良さと響きに書きたくて源氏の空蝉を題材に作品を書きました…
今から考えるとあまりよろしくなかったかと。
でも、また今源氏を書く準備をしています。
新たな気持ち+新たな手法で。
想いは何十年…、死ぬまでに仕上がりますでしょうか
源氏物語
京ことば源氏物語
山下智子(女房語り)さんの語りで第四帖夕顔を拝聴
大学のゼミで明石、須磨を原文で。註釈書は活字で。あさきゆめみしも。そして今日は語りで。
どうも画像での源氏は受け付けず…、
今回の語りは情景に合わせて音も入り。とても心地よく拝聴させていただきました。
後のお食事は雲の紋様の大皿が使われ…、さすが花外楼
堪能させていただきました。良い1日でした。