日記
お盆
お盆の前に実家のお仏壇を我が家に。
お世話になっている方々もお参りに来てくださり、家族も揃い、賑やかなお盆になりました。
手を合わせながら、ご先祖さんもおじいちゃんおばあちゃんも喜んではるは。皆のこと見守ってくれてはる。とお仏壇の前で語り合い
お盆のお膳を供えながら、おじいちゃんおばあちゃんにたべやーと語る息子の姿
斎藤のご先祖さんに実家のご先祖さんが加わり、彼方の方々も賑やかになりました。
寺報に目を通すと、思想家内田樹さんの言葉が。
「死者は常に我々の傍らにあると伝え、どう関わりを持っていくのかの手立てをきちんと教える。それが、今とても大事な仕事です」
そんな時代になったのだと、驚きと身の引き締まる思いが。
息子にはうるさく言えず、これも確か。
最期の時を迎え、跡取りのいない実家のお仏壇のことご先祖さんのことを案じ、嫁いだ先に気づつない想いを抱きながら嫁いだ娘に後を託した母の姿。忘れません。
まだまだ頼りないながら、勤める母の背中を見て、息子たちも何かを感じてくれることを信じて。
頑張ろ(^-^)
桐生選手
桐生選手、走れませんでした。
走った選手を元気づけ共に歩く姿。僕が予選でタイムを出せなかったので余計なプレッシャーをかけさせてしまった、というような発言。
レベルも時代も違いますが…学生時代にかけられた言葉を思い出す
どうしても一位が取れなかった我がチームに連続優勝を続ける監督さんから、あなたのチームは人がいいから、絶対勝てない。と言われました。
強豪選手を引き抜き放題の大学ばかりのなか、推薦入学もなく、一貫校ということだけを強みに中学から大学まで精魂込めて育てていただきました。
切磋琢磨も他の学校に比べたら甘いものだったかもしれません。
でも皆で勝つこと、学校を思う心、育ててもらえること支えてもらえることへの感謝…、どのチームよりも大切にしてきた自負があります。
インタビューの終わりに思わず流した桐生選手の込み上げた涙。
きっと桐生選手にとっては不覚の涙だったんだろうな
そんな選手こそ一位をとってもらいたいなぁ
そして今の日本、これからの日本にも明るいものを感じさせていただきました
特別な八月
夏は盛りだくさんです。
日展、現代展大御所展覧会の締め切りに加え、お教室は夏休みのイベント、そして家では季節のご挨拶やお盆の準備。息子の帰省。本家にご挨拶。
今年はそれに加え、家の改装と実家のお仏壇を移動して。
展覧会へ出品する大作を書く場所も確保しながら、工事の合間に書こうとしたら、電気が通ってなくて💦💦
工事が終わってからの日没までと、夜明けとともに工事が始まるまで書いて…。
太陽に合わせて活動することで、ある意味身体を自然に任せたような。なんだか身体が柔らかく感じます
それも書いた字に反映されてるのかな?
思わず手に入れた筆と、昔よく使っていた筆を合わせて、何気に書いてみたら、思わぬ線が出て、何もかもいつもと違う作品制作となりました。
貴重な経験
書友から
東京で講習会があり、郵送させていただきました
緊急事態宣言が出されて、心配したのですが、いつもより沢山のご参加と。
先輩方々はワクチン接種も終わられて、少しホッとされたようです。
この閉塞感も、少し扱いにもなれて、少しずつこの時代の平常が生まれていくような。何事も柔軟であることの、生きやすさを痛感
七月
雨が続くなか、薄曇りの今朝すこしの間セミが鳴きました
季節はかわりなく過ぎて行きます
6月は体調を崩し、検査の異常もなく、ゆっくりとしばらく養生。
その合間に作品、再開のお教室の準備、様々連絡事項と何とか。あたふたと。何もかも十分にできません。閉塞感のなか、心も身体もモチベーションを保つことの大変さ。
皆さんに元気になってほしいと筆を持っても、中身が整わなければ、いけませんね
久方ぶりにいつものお教室で日常を離れた時間を過ごし、共に語り共に書に向かい、笑顔に。共にということの何よりのありがたさ。
今のそして次の代わり行く時代のことばかりが語られるなか、いつものようにセミがなくと、変わらぬことの幸せをしみじみと感じます。
いつものように、ひとつひとつ。