日記
お正月
室礼の初稽古。
テーマはお正月。
今年度のお稽古課題、定家卿の月次の和歌から。
最後のお正月気分をたっぷり味あわせていただきました。
有栖川流の書にしたためられた柳と鶯の和歌を拝見し。
睦月のごとくと、三笑の香炉。
今年のお題「友」も取り入れられ、お花は三友を梅の花、青竹の花入れ、松の敷き板で。なんとさすがの心憎い演出。宗匠に感服。
掛け軸も細巾の柳と鴬で。おしゃれ。
鶴屋八幡のお乾菓子をいただいて、菓子椀の扱いをご教授していただきました。
今の時代の人には、こんなこと何の役に立つの?と言われそうですが…、
日本の美は見えるものばかりでなく、室礼に現れる人を思う心、日本文化への造詣の深さから出てくる様々な表現、そんな空気間の中に表されていたりするのです
それを味わえる感覚と知識を持てることの素敵さ。まだまだその域までは遥かですが。
そんな感覚を次の時代にもつなげていけたらと。
学生時代の国文科のゼミの教授が卒業のおりに、「こんなこと何の役にたつの?といわれるようなことをすることが大切なことです。」と言われたことがなぜか心に刻まれ忘れられず、この年になって改めて心に染みます。
ある長年の思いに背中を押され、今必要なものもありますが、次の夢に向かってひとつひとつゆっくりですがお勉強させていただいています。
この学びが夢に導いてくれ、花開いてくれるときが来ますよう。
光
光が迷うのほかに、踏み出るはみだすというような意味もあるとか。
それなら理解できるかな。
言葉とは難しいですね
養生
心と体と頭と。せめぎあいながら一歩一歩と進むのですね。
お助けいただきながら。
我
我の強い子でした。
子供の頃からいつもどこか心の中で我をなくさなければとおもっていました。
でも、時に我も必要かもしれません
身体
解熱。
胃痛はまだ収まらず。
身体が怒ってる
心より身体は正直ですね。
ごめんね。