日記
今を一生懸命に生きるの。
早朝、何気にテレビから寂聴さん。
あの人に会いたい…だったかな?😅 故人のアーカイブの番組かと。偶然以前炭山南木先生を拝見したことも。
お話を聞きながら、源氏物語への思い、生き方、人への思い…。僭越ながらシンクロすることが。そしてお聞きしながら全く今までの思いと違う思いが。
実はあまり好きなタイプではありませんでした。でも今この瞬間に、とてつもなく真面目でとてつもなく常識的な方なんだと思いが。
今を一生懸命に生きるの。精一杯に生きるの。
尼さんにしては張ったお声で背中を支えるように語られる言葉。
誰もが語る言葉に、また別の思いが様々と心に加わる。
やはり何もかも全身全霊で挑みたい。がむしゃらではなく。そしてその先に憧れの円融無礙があるのかと。
頑張ろう。
良いとこ
我の強い子でしたから、嫌いな友達いやな子もいました。でも成長するにつけ、嫌いと思うこともなくなっていきました。
母の言葉の積み重ねのおかげかと。
人は神や仏やないのだから、みな悪いとこがある。悪いとこ見るんやなしに、エエとこ見てお付き合いさせてもらいなさい…と。
その言葉のお陰で様々なお役をいただき、勤めさせていただけたのかと。
この年になっても、なるからこそ?様々いろんな方々から戴いてきた言葉を反芻せねばと。
ふー。至りません
川の流れのように
母から言われた言葉。川の流れのように親から受けた恩は下へ下へ流したらええ。親に帰さんでもええと。
子供や孫に、回りの人に、川の流れのように下へ下へとかえしなさいと。
母が祖母から教えられた言葉、そして私に懸命にいつも伝えてくれました
法話に同じことが書かれていました。
昔の暮らしのなかで、町の神社お寺のお説教やお話をききながら、生きていく道しるべとして心に刻み、子へ伝え、孫に伝わり、回りの人と助け合い。
ほんの少し前の母の生きた時代の話です。
わずかの間にSNSが浸透し、今だからこそ余計に、そんなアナログの深さと果てしない広がりを深く思う。
声で話すこと、肉筆でお手紙を書くことって、少なくなりました。あかんね。
親からの恩は川の流れのように息子に返せているのでしょうか
桐生選手
桐生選手、走れませんでした。
走った選手を元気づけ共に歩く姿。僕が予選でタイムを出せなかったので余計なプレッシャーをかけさせてしまった、というような発言。
レベルも時代も違いますが…学生時代にかけられた言葉を思い出す
どうしても一位が取れなかった我がチームに連続優勝を続ける監督さんから、あなたのチームは人がいいから、絶対勝てない。と言われました。
強豪選手を引き抜き放題の大学ばかりのなか、推薦入学もなく、一貫校ということだけを強みに中学から大学まで精魂込めて育てていただきました。
切磋琢磨も他の学校に比べたら甘いものだったかもしれません。
でも皆で勝つこと、学校を思う心、育ててもらえること支えてもらえることへの感謝…、どのチームよりも大切にしてきた自負があります。
インタビューの終わりに思わず流した桐生選手の込み上げた涙。
きっと桐生選手にとっては不覚の涙だったんだろうな
そんな選手こそ一位をとってもらいたいなぁ
そして今の日本、これからの日本にも明るいものを感じさせていただきました
菊五郎さん
心だけじゃ駄目なんたよ、型ができなくっちゃ
尾上菊五郎さんの言葉。
心、身体、皆揃わなければ、その調和がなければ、芸は成り立たないと。
成り立つために…、なにより精進。