日記
整える
作品制作前に、まず掃除。
着物もかたずけねば😰
新しく作品を書く時は特に環境を整えます。
乱れや汚れなく清らかな環境にこそ、澱みのないものが宿るような気がして‥。
二日続けて外出で、昨晩バタンキュー。しっかりと寝たので、さぁ頑張ろう❗
宝物
誕生寺で、沢山の宝物を拝見。
ご本尊は法然上人自ら掘られた等身大のお御影。皆で読経のあと、ご開帳していただき、すぐそばでお焼香をさせていただきました。
遠くで見るのとはまた違うとても優しいお顔で、念仏で誰もを救うと覚悟をされた真の優しさを感じられて。阿弥陀さんのお心にかさなり、胸が熱くなる。
ご宸筆を始め、法然上人の直筆、著名な方々の絵画や書簡お道具…。素晴らしいご寄進の品々が沢山に。
法然上人のお筆は何ともたおやかで上品で、平山郁夫さんの般若心経は落款の如くシャープで清らかで。平櫛田中の大黒さんは飄々とどっしりと。勢至丸が比叡山で無事に修行をとお山に向かって毎日拝まれていたという母上の像はどの時代も変わらぬ親心が清らかに表現され、歴史のある建物と襖絵のなかで何とも厳かに拝見させていただきました
今週は月の5週目で、お稽古もなくご褒美の週。構想段階の作品を書き込もうと思います。
様々と素晴らしい環境のなかで素晴らしい作品に触れさせて頂いて、作品を制作するお力を頂いて、大銀杏のパワーも頂いて、勇気百倍
この木曜日は日展、現代展、臨書展…。大御所展覧会のご指導が始まります。それに加え関西創玄記念展の最終締め切り、新築ビルに飾られるご依頼作品の書き込み、京都西陣織の作品の打ち合わせと‥目白押し。
東京に持っていく作品の構想は10点以上ありますが、さてさてどれだけ作品となって持って行けますやら…。ドキドキ。
どうぞお守りください
感覚
ある文章を読む
今の自分の思いと同じことが,.,
誕生寺
お寺のご案内で、法然上人の生誕の地、誕生寺と初修行の地菩提寺へ。
法然上人の父君の、仇討ちは恨みの連鎖、人の幸せを願う道を。と亡くなる前にさとされて菩提寺で出家修行の道へ。
比叡山に向かわれ長年の修行の後に、自ら開眼され、念仏によってすべての人を救うという教えに至られました。
初修行の地には、険しい山道を登り使った杖から芽が出たという大銀杏の木が国の天然記念物となって。神の降臨されたと国産みの言い伝えがある那岐山の山麓にある菩提寺境内に今も沢山の葉を繁らせて。今はパワースポットとなっているとか。
車でも大変な山道の末の道場の地で修行を重ねられたその思いが、山深い今はひっそり佇む古いお寺の風情からも感じられて。
菩提寺ご住職のお話に、ありがたかったり楽しかったり、笑みがごぼれ。読経と和讃を唄い、書をしたためられて日々を過ごしておられると。
皆人が幸せになるようにと、そんな日々を暮らせる事の尊さをあらためて感じさせていただきました。
百周年
いつもお世話になっている表具屋さん、淸華堂さんの百周年の記念式典に。
中之島美術館で式典のあとお外のお庭でガーデンパーティー。
長い長いお付き合いで、出会う前からご縁があって、出会うべきして出会わせてもらったご縁やねといつも話していて。
娘さんは輝くようなお嬢ちゃまに。ご縁ある某局有名アナウンサーさんが駆けつけられて進行を担当され、深いご縁の方々が沢山に集われて和やかなとても心暖まる素敵な会でした。
トークショウでは代々の事業継承のありかたについて情のあるお話をお聴きし。
母の単衣の訪問着に大姑からもらった帯留めをして私も文化継承に小さな一躍を担ってるのかなと😊
新しく大阪の文化を担う中之島の夕暮れの川風に吹かれて。一本締めがビルにこだまし、何とも大阪の今の風情を味わいながら百年の大阪を顧みる
先日講演をお聴きした中之島美術館の館長さんも来られてて、その時のお話を楽しくさせていただき。素敵な器にいつも見惚れている器屋、ようびのオーナー様ともお話をさせていただき、御年?十オーバーとは思えぬ美しさとお着物の取り合わせ着付けとこれまた年期が入って、あまりに素敵で見とれてしまいました。
様々の分野の作家さん、それを支える大阪を日本を代表する新聞社、お寺、様々な分野の方々にお目見えでき、この上ないひとときを過ごさせていただきました。
大阪の文化も大丈夫!
いにしえの大大阪と呼ばれた時代が再びと思わされる一日でした。