日記
曲
銀の龍の背に乗って
が、かかる。
テレビはあまり見ないのですが、映画でドクターコトーを。
良い映画でした。
人間に備わっている心の琴線に触れる、こんな映画がつくられること、そしてヒットしてくれていることに、ありがたさと安堵を覚えたのが思い起こされる。
ありがとう
この曲のようにありたい。
思い
東京から戻って身体だるく、寝たり起きたり。墨色ができて安心したのと、心の中の方向性も見えてきて、ビンビンにはりつめていたものが緩まってしまったのかも。まだまだあと二週間必死に書き込まないといけないのに…。
よい選手をかき集めて全国優勝を連続成し遂げていた成り上がり?の大阪のとある学校の監督さんに、樟蔭の子は人がエエから優勝でけへん、といわれたことが思い起こされる。(それまでは樟蔭が大阪で一番強かったのです)
人をかき分け踏み倒してでも前に出たいと思うような子はだーれもいなかったな。皆無。競えばお先にどうぞとニコニコしてるような。
そんな校風に育ててもらったことに救われることもあり。また足りぬことへの申し訳なさもあり。
意に沿わぬ?本格的な指導者への期待とそれを後押しされるような状況が整い。樟蔭の校風だけではお仲間を守っていけなくなりました
強くならねばとそう思う。
書家としても指導者としてもなまはんかでは許されない。これもまた与えられた尊い修行と。
そしてその修行の先にはきっと豊かな豊かな世界が待っていると、そう深く感じるから。
頑張ろう
光明皇后
光明皇后のことを考えていたら、大仏と行基の番組が
じっくり見よう
強さ
強さも様々な形が。
何を聞かされても何をされても何を言われても何が起こっても、巌のようにガンとして動じない強さもあるでしょう。
確かにそういうことは必要です。
そういうことももちながら、でも私はもっとしなやかな強さでありたいと思います。
誰かに何かがあれば共にその痛みを共有し、自分の一切を投じて慰め癒しそして意見を投げ掛け共に乗り越えて行く、そんな強さでありたいと思います。
時には己の弱さもも吐き出して、たがいに力をつけながら高めあっていくような。
人と歩んでいく強さとは、一方的なものではなく。一方的なものはある意味依存のように思われて。様々な思いを共有し、怯むことなく解決の糸口を探しながら我をとおすでもなくその人の本当の幸せになる道を見つけ力強く歩んでいく。そのようなものだと思うのです。
人を思って発した言葉は必ず宝になってくれるような気がいたします。
そんな言葉を発せられる強さを持てる人にと精進していきたいと思っています
墨色
書く時間を、潰して吟味に吟味を重ねて作った墨色。
皆に素敵と言っていただき。先生方からもよい評価を頂きました。嬉しい!
もう一度作れますか?と聞かれ。作れますと即答。
あれやこれやと考えて、創意工夫したものは冴えないものばかりで、結局これだと思ったものはこの上なくシンプルな作り方のものでした。
もう一度作れますか?と聞かれた言葉…。本当に墨色を理解できたかどうかの先生の試し?だったような。
あれやこれやと吟味していたら、たまに偶然とんでもない色ができて、満足し、皆からも凄い!と言われるような事がありますが。とっびょうしもないそんなものは本物ではなく、有りがたいもの。
これからが本当にとんでもないものを探求してつくり上げていくことができると先生からも、お許し?を頂いたような、そんな気がして。
作り上げていける、いや作り上げていかねば、作り上げていきたい、とそう思う。