日記
ゆくて
自分のためでも人のためでもなく
まさに
南無
震災
寝落ちしてしまって夜中目覚める
震災の番組が
見入ってしまう
心に浮かんだこと今見えていること
やはり間違いないと
身体の枠組みが緩んだような感覚の今
広くなって見える世界は様々と教えをくれて
どうかよき道に
皆が誤らぬようにと
心からそう思う
書展
最終日
初めて拝見に
今日しか行けなかったので、急ぎ。
出掛ける前にスマホを落として、なんかいややなぁと思いながら出発、久方ぷりに源氏のつづきを聴きながら
書展につくなり、え?と。
先生のお姿も見えず、作品拝見していると、黒のリボンが見え。
確かに先生の作品。え?え?と思っていたら、お世話になっていたご社中の方が見えて。
昨年末から体調崩されて8日に亡くなられたと。
とてもお優しい先生で、関西にお繋がりの薄い私にとってとてもありがたい大好きな先生でしたのであまりの驚きに込み上げるものが押さえられず。
絶筆となった、力振り絞リ書かれた光と闇の言葉、それに対するご自身の思いを綴られた言葉。
先生らしい作品とご紹介された作品は私の大好きな源氏の空蝉の和歌で、昨年私も創玄展で取り上げた題材で。なるほど先生はこう表現されるのだと最後の学びをいただけたような
金子みすずのみんなちがってみんないいの小作品は、線がすんで凛として、最後の先生のメッセージのようで
先生の最後の思いがひしひしと染み入る作品を拝見させていただけて、本当に心からありがたいと思う
書とは、本当に深く深くそして人智の及ばぬ世界なのだと。なんと恐ろしいまでのその世界におることに、背筋が延びる
どんな絶筆を書かせてもらえるのだろう
先生の作品を思い出しながらふと思う
先生ありがとうございました
彼方で鷗亭先生や先生方と楽しく筆を持たれておられるのでしょうね
合掌
道
そう。
伸び代は無限
行く先も果てなく
見果てぬ夢のような
夢の先に夢があるとも
見えたものに感動し、いたらなさを知り、そして行く道が開かれて
そうして重いからだが動いてくれて進んでいけるのかな
お導きに感謝
昨晩
昨晩、某先生にお電話いただき、お話を
気がつけば一時間半💦
石飛先生と共に一から会を築いてこられ。先生からも絶大な信頼と愛情を受けられて。相思相愛?(変な意味は全くないですよ💦💦)
黎明期の話から、現在の書の世界と書家である方々の作品お人柄、そして偉大な亡き書家の先生方のお話
もうお腹いっぱい
ありがたいことです
思えば、東京に行ってすぐ某先生からご紹介いただき、直接習う機会はなかったのになんやかんやとご一緒させていただき。
きっと博光会とはどんな会であるかを、生きたそして体感として知りなさいと、そのためにはこの先生が誰よりというお考えだったのではと今そう思う。
確かに東京に出向いた当初、不安でいっぱいで泣きそうだった私も、こんな先生が、博光先生のそばにずっとおられたのだと思い、博光先生も博光会も素晴らしいに違いないと確信し、大丈夫と安心したのを覚えていて。今もその信頼は揺るがぬものとしてしっかりと心に刻まれています
近代書道のなかでもある意味異彩を放ち、そして誰よりも憧れ羨ましがられる会であり。
60年を共にされた先生方は本当に学生時代からずっと変わらぬようなピュアで素晴らしく
回りを見ればその人がわかると。まさに。
ようやくようやく、腹の底に染み渡るような。
導かれるということはこういうことなのかと少し感じられ、ありがたいとそう思う
昨日思った思い、忘れずに精進して参ります